
春から初夏にかけて必ず出かける場所がある。それが湯の丸山。
すでに昨年のこの時期にも記事にしているので、別の角度より追記感覚で。湯の丸山は標高2,101メートル。お椀を伏せたような、実に柔らかでのんびりとした山容の山で無積雪期は天候も安定しているし、展望もいいとくるから多くのハイカーに人気がある。
冬は冬で、豊かな積雪のためツアースキー&雪洞ビバークで雪山を堪能したり、春にはスノーシュー&シリセードエリアと化す。このように一年を通じて、様々な山遊びが楽しめる最高の山が湯の丸山。しかし、今年のGWは北アの前穂北尾根から西穂までをぐるりと仲間と雪上散歩していたため、湯の丸山はこれが今年初。
アクセスは標高1731mの地蔵峠の駐車場から。すでに標高があるので登ったとしてもその標高差わずか400メートルにも満たない。そんなお気軽ハイクにも関わらず、春にはぐるりと大パノラマで真っ白なアルプス、八ヶ岳、そして富士山の山並みが堪能できちゃうんだからたまらない。

この残雪の次なる楽しみといえば初夏のレンゲツツジ。天然記念物に指定されるレンゲツツジの真っ赤な花で山が埋め尽くされる様は壮絶な美しさと言うほかない。今年はタイミングを誤って先週出かけてしまい、まだ蕾。それでも初夏特有の燃えるような新緑が存分に楽しめたのだから良しとしよう。

湯の丸山の頂きはめっぽう近い。だからこそ、お隣の烏帽子岳とセットで楽しめば楽しさ倍増だし、西籠ノ登山、東籠ノ登山など手軽に楽しめる素晴らしい山が豊富にある。こうした山々を登りつくすにはやっぱりテント泊。
地蔵峠から砂利の林道を10分も車を走らせれば、ポンと広々とした場所に飛び出す。そこが昔ながらの『湯の丸高原キャンプ場』。大のお気に入りのキャンプ場だ。オートキャンプはできないが、木柵の外側に駐車ができる。荷物搬入ももラクラク。できればここは山好きなミニマム装備なキャンパーだけの天国にしておきたい。
(湯の丸キャンプ場の映像:iPhoneで撮影)
野営手続きは地蔵峠の湯の丸高原ホテルで。一人千円ほどで、お盆時期でものんびりとキャンプが楽しめる。いわゆる穴場なキャンプ場。

ボクは、近所の鹿沢温泉の紅葉館ではなく、万座温泉まで足を伸ばしてみた。登山して、万座の硫黄温泉にゆったりつかる。これを極楽と言わずして何が極楽か。いやぁ極楽極楽。
※記事中の画像は温泉以外すべてiPhoneで撮影
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・秘蔵の湯の丸高原キャンプ場・湯の丸山
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テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用
湯の丸山、いいとこですね~。
素敵な景色を堪能でき、
低料金でキャンプもやれ、
温泉まで堪能できる。
文句のつけ様の無いコースですね。
まさに極楽です。