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ユウ
Author: ユウ
クラブネイチャー管理人ユウです。犬を連れ、キャンプを愉しみながら、ハイキングやクライミング、沢登り、カヌーを楽しんでいます。仕事はコピーライター、プランナー、PR。
都内から房総に移住し、山恋しくて、今は丹沢の山並み見える神奈川にUターン。

ジムニー(JB23)をキャンプと林道専用の遊び車として愛用中。

メールは下記まで
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(メールの際は#を@に入れ替え)

【好きな山】
甲斐駒ケ岳、秋田駒ヶ岳、水晶岳、北岳、烏帽子岳(乳頭山)、丹沢山

【好きな曲/アーティスト】
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山の怪談 | ネイチャーな冷房『あの世の声を聞く』話

怪談CLUB 第十五話


090804_1.jpg梅雨明けしたのか再び梅雨か。なんだかはっきりしない天気続きで、じめじめ、むしむし・・・というわけで本日は別ブログの旧記事に手を加え少々涼しげなお題に。つまり、怪談でネイチャートリップを。

人というものは天邪鬼なもので、恐ろしい最中にあれば助けて欲しい。ですが、平々凡々と起居する日々だと退屈覚えて怖いものにうつつを抜かすもの。

さて、世界の怪談大国である日本が誇るクラシックな怪談コンテンツは、四谷怪談を筆頭に、番町皿屋敷、牡丹灯篭、耳なし芳一そして累ヶ淵。これは江戸五大怪談などと呼ばれていて江戸時代のちょうど今頃の時分には大層な人気を博していた。

これら江戸怪談は現代ホラーに較べ迫力や怖さに欠けているように感じられるが、それはメディアの相違。

・・・燭を灯した薄暗い中、語り部によって静かに紡ぎ出される妖しの風景は、じわりじわりりと押し寄せる。ジジジッ・・・チリチリ・・・と微かな音をさせて燭の炎が揺れ、高座の噺家によってぽつりぽつり語られる世にも奇怪な話は、現代ホラーとは全く異質の怖さとなって、心に、すぅ・・・と染み入ってくる。


・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・これはご存知の通り、琵琶法師によって語られる平家物語。琵琶の名手のこの語りを聞きに夜な夜な訪れる平家の亡霊。この「耳なし芳一」はラフカディオ・ハーンこと小泉八雲によるものですが、元々は天明2年(1782年)に一夕山人(いちゆうさんじん)によって編集された「臥遊奇談」中の琵琶の秘曲“幽霊を泣かしむ”が元になっている。

・牡丹灯篭はお盆の入りの夜の怪異。
妻を亡くした武士“新之丞”はお盆の夜に屋敷の前で亡き妻を偲び一心に経を読んでいたところ、丑三つ過ぎた深夜の路を下女に灯篭を持たせたうら若き女が音もなく通りかかり、この女に見込まれてしまった。それからというもの毎晩、女が訪れるように。隣の翁は新之丞の異変に気がついて、よくよく見れば死相が現れている・・・

この牡丹灯篭の幽霊の名は“お露”。出産によって命を落とした女で、産女(うぶめ)の影を引きずっている。

牡丹灯篭に「カランコロン・・・」という下駄の音を加えたのは後の三遊亭園朝だったが、もともとは、スゥ~っと音もせずに歩むのが正しい姿。

・次に、四谷怪談。この怪談は「真実だった」「いや違う、貞女であったのだ」など諸説紛々の有様となっているけれど、徳川家の正史である徳川実記の四谷雑談集に同じような事件が記録されている。さて真実だったのか、創作だったのか。

そういえば、昔、人気を博したシュガーというグループのメンバーMが妊娠で入院したとたんに死亡してしまうという出来事があった。もちろん入院前の検査では母子ともに異常なし。しかし、つい数日前までラジオや取材に元気に出ていた彼女は入院するや突然胎児が死亡し、なんと彼女まで・・・。もちろん原因は不明。

彼女は以前仕事で四谷怪談のお岩に扮したことがあり、そのとき目がお岩同様に腫れあがってしまった、ということがあった。彼女と関係者はあわてて、お岩稲荷に詣でたことはいうまでもない。が、産後の不調からはじまるお岩の不幸・・・同じく出産に際してのMの不幸。なにやら因果めいて思えるのは、果たしてボクだけなのか。

「累ヶ淵」と「番町皿屋敷」。この二つも創作かと云うと・・・こればかりは、おそらくは事実ではないのだろうか・・・

・まず累ヶ淵。
恨みを抱いたまま死した亡魂が、恨み晴らすため、男の娘に憑依し現れる、というもの。この実に奇怪な事件は、寛文12年正月、下総(茨城)で実際に記録されている。

与右衛門の娘の名はお菊。14歳のまだ幼さ残す童女だった。このお菊がある日、突如として悶絶し、泡を吹いて倒れた。驚いた父親・与右衛門は必死に介抱し、その甲斐あってお菊は目覚めるけれど・・・なんと目つき人相が別人だった。

お菊は老婆の声で「私はお前の妻の累(かさね)だ」と異常な目つきで睨む。父親・与右衛門はこれに言葉を無うしてしまった。実は26年前、与右衛門は資産家・土地持ちではあったが容姿優れぬ累(かさね)の家に婿入りし、ふたりで鬼怒川を越すときを好機とばかりに累を川に突き落とし、眼を潰したうえに口に砂を詰め込んで殺してしまった。

娘のこの言動が元で、与右衛門は断罪されることになったのだから、これぞ実話の怪談。

・最後が番町皿屋敷のお菊。
これも説明不要なほどに有名な怪談。しかし舞台は江戸の番町ばかりでなく、播州はじめ何箇所かに語り伝えられてもいる。これを語り始めると相当に長くなるため割愛し、これら怪談の、特に累ヶ淵、皿屋敷の共通項へと話を進める。

その共通項というのは『お菊』。

この2話に限らず、怪談を読み漁ると『お菊』という名があちこちに散見できることに気づくはず。つまり、これは符丁・符号ということ。番町皿屋敷は幽霊となるけれど、その他のお菊は憑依するのだ。

つまり・・・霊媒体質の娘を『お菊』と呼んでいたのではないか、とボクは推測している。菊・・・すなわち『聞く』だ。

江戸時代頃まで祈祷を生業とする修験者などは霊媒体質の童女を引き連れて家々を祈祷して廻っていた。祈祷にはいくつか段階があり、まずは憑り祈祷(よりきとう)というものを執り行う。これは、憑依した霊が、神なのか狐なのか、はたまた悪鬼邪霊なのかを見極める祈祷のこと。

祈祷役の修験者と憑坐(よりまし)である聞き役『お菊』の四方を修験者がかため、太鼓を打ち鳴らて真言を唱えると、憑坐の童女が首をかくかくと動かし、時には“ぽーんぽーん・・・・・”と大きく中に跳ね上がる。これは、子供時代に実際にこの目で見たことがある。そうして憑坐に憑依霊を降ろし、正体を探る。

このように、『お菊』という名の童女は、霊が憑依しやすい。憑依体質であるがゆえに、怪談にその名を見るのだと、ボクはみている。

だとすれば『きく』の音を当てられた『菊花』は、あの世とこの世の境に存在する霊的な花なのではないのか。あの世の声、神の声を聞く、あるいは両方の世界を自由に行き来できることの象徴だったかもしれない。

少しは涼しくなりましたでしょうか。これでも涼しくならない方は、ぜひ山へ。

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さむし


ぞくぞくひえひえー

寒ゆすなあー!

こーゆー記事もあったのですねー
  • 2009/08/04(火) 15:11:52 |
  • mayo|URL
  • [編集]

★mayoさん★


この季節になると稲川順二のお話が聞きたくなりますね(^^;;
彼はまさに現代の語り部。語っているときのあの目つき、普通じゃないです・・・
  • 2009/08/04(火) 18:35:35 |
  • ユウ|URL
  • [編集]


私のばやい現に心霊現象は何度か体験しているので、信じる信じないはひとそれぞれという事で~
  • 2009/08/06(木) 21:02:55 |
  • 百式|URL
  • [編集]

★百式さん★


信じますよ、信じますとも!
ボクも体験している最中に、いろいろ実験して、ひとつの確証を得ています。

ところで、このブログの記事は国交省の不動産ポータルのコンテンツにもなっているいるのですが、この幽霊記事だけは、そのポータルの記事コンテンツからいつの間にか削除されてしまっていました(- -;;

誰からクレームが入ったのか、それとも管理している博報堂が国交省にそぐわないから、と削除したのか・・・悲しいです。
  • 2009/08/06(木) 21:37:22 |
  • ユウ|URL
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