
(前回よりつづく)上はハリー氏が到着してフィックスしたClubNature燻製キャンプサイト。なんと彼が持参したのはGoLiteのSHANGRI-LA(モノポール)とMSRのビスタウィング。しかし今回は雨に備え、ボクの無闇に大きいKELTYのウィングをリビングエリアとして利用することにした。(とにかく彼は最新の道具はほぼすべて手に入れる、という物欲マン。彼のクライスラーのトランクはボクにとって宝の山♪)
さて、燻製に数時間費やすことを計算し、燻製作りに入ったのは午前11時前。

普段は超巨大な燻製器を使用している彼がこの日のために自作して持ち込んだのがこの携帯型UL燻製器。燻製器にULなんて必要かは疑問符だけれど、これが実に軽く使い勝手を考えて作られていて、小さなボックスにピッタリと収納されているパーツを見たときに、あれ?こんなに小さいの?と思ってしまったほど。
パーツを展開図風に広げると・・・こ~んなカンジ。良く見ると三段構造になってるのがわかる。
燻製には熱燻、温燻、冷燻、そして液燻の4つがある。これは火元から距離をとって4時間ほどかけて燻製を行う温燻用の燻製器だ。ハムやベーコン、スモークチキンなど保存性を考えた食材にぴったりの方法とのこと。

特筆すべきは、この携帯型燻製器がガレージPickupCamper製の携帯型カマドである“プチかまど”に合わせて細部まで設計されている、という点だ。“プチかまど”といえばボクが日ごろバックパッキングはもちろん、キャンプや野宿、自宅でも愛用しまくっている優れものツールの筆頭格だ。(リンクはサイドバナーに設置)

プチかまどはレールによって燻製器から自由に出し入れできる。“プチかまど”なら前面から炭の補充もラクラクで、100均の焼き網を乗せてその上に桜の薪をのせていぶすのだ。
組みあがった携帯燻製器は、高さがほぼ首下の位置。ボクの身長が178センチだから、燻製器は150センチほどと思われる。
今回のために小分けにして持ち込んだ材料が下の画像。携帯用に切り分けてしまったとはいえ、産直で仕入れた見事なばら肉、モモ肉、鶏だ。ハム用の肉は最初に水分だけを通すラップで巻いた上に布でぐるぐる巻きにし両端を結束。良く見るハムの形だ。

調味液の水気を切った肉を、燻製器に吊るし、最初は“プチかまど”の炭火オンリーで乾燥させる工程。そして頃合を見計らって、いよいよ炭火の上に桜をのせて燻製開始!!
【この前に桜の原木の薪割り作業もあった/氏いわく「プチかまどは燻製のための、まさに理想的なファインツールだ! プチかまどが存在したから、これを作ったんだ」】

しばらくすると・・・いい香りの燻煙がもくもく立ち昇り始めた。燻製器の上には内部温度を計測するための温度計があり、上のフタを微調整し65度(たぶん・・・)をキープさせながら4時間モクモクさせるんです。

さ~て、
次回の記事は、こうして完成した燻製をお披露目いたします~♪
◆燻製記事リンク
・自作スモーカーで燻製チャレンジ
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バルサでもいけますかねぇ?強度的に弱いかな。。。
ゆめ牧場、こういったキャンプにはもってこいですね(^^)♪
話変わりますが、広大な芝生をみるとタープを広げたくなってしまいます。
奥さんに「この屋根何の意味があるの?」とやられてしまいました(^^;)