
週末・・・とは言っても連休はなかなかとることができないけれど、それでも平日に較べれば連絡もないし神経を逆なでするような納期の催促もこないので、週末は精神的に健康的な時間を過ごすことできる。
早朝、鴨川方面の海岸の岩場でボルダリングを楽しみ、海岸沿いを車でのんびり流す。窓の外に英語ばかりが目立つようになると
一宮(いちのみや)の町だ。このアメリカナイズされ具合、なんとなくルート66のアリゾナあたりの風景に見えなくもない。あるいはアメリカ西海岸のハーフムーンベイあたりの風景。

この沿道にあるファストフードスタンドでボリュームたっぷりのタコスサンドを買って、それをほお張りながら松林を抜けて海岸へ歩いた。砂浜のサーファーの姿を見ると、昔、何かの雑誌で見たパタゴニアの創始者である“
イヴォン・シュイナード”氏がサーフィンを楽しむ姿をふと思い出してしまう。
そのパタゴニアの社訓は「
遊ばざるもの働くべからず」だったと思う。シュイナード氏はクリーンクライミングを提唱し、岩に打ち込むハーケンでなく、ナッツ類を駆使したナチュラルプロテクションのクライミングの先駆者。
クライミングの先達のような観があるけれど、パタゴニア社は海の目の前にあるし、シュイナード氏は70歳を過ぎた今でも大きな波に乗っている。クライミングを楽しみ、サーフィンを楽しみ、フライフィッシングを楽しみ。山だけに囚われず、海だけに囚われず、自然の中で自由に遊ぶ姿には憧れる。
ボクはすでに40過ぎた。だからこそ、ますますシュイナード氏のように海と山の両方で自由に遊んでみたい。彼が今でも現役で岩に登り、波に乗れるのであれば、40半ばのボクなどまだまだ何にでもチャレンジできそうだ、と思えてくる。
四十の手習いなんていう言葉もあるしね。

もちろんサーフィンは未経験。こちらに移住してから知り合いになったサーフショップで道具を物色したが、なんとも高いのだ。田舎暮らしの貧格などと言っているボクには高嶺の花。おいそれと手が出ない。そんなわけだから、最初は借り物で、そのうちに
中古のロングボードでも買おうと目論んでいる。
鴨川、勝浦あたりの海岸でクライミングをしたあとに海に入って波に乗る・・・考えただけでもワクワクしてしまう。外房の海の向こうはアメリカ西海岸。そこにはパタゴニア社があり、波に乗るシュイナード氏がいる。彼の信奉者ではないけれど、その存在はなんとも心強い。
◆週末海岸の関連記事リンク
・
海辺 de ブランチ・
海の近くの 大人の隠れ家・
想い出の九十九里浜に秘められた“あやまち”
にほんブログ村
- 関連記事
-
テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用
生涯一小僧宣言、ブラボー(w
たとえば、ワタシも42歳で「サバゲ」を始めました。厄年だったけど、こんな面白い遊びがあったなんて、と目からウロコでしたネ。カネはかかるけど(w
中古サーフボードは、千葉県最大の「ブックオフ」祐光寺店で、ロングにショートがズラリと売っていますよ。価格については、よく分からんですが。