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ユウ
Author: ユウ
クラブネイチャー管理人ユウです。犬を連れ、キャンプを愉しみながら、ハイキングやクライミング、沢登りを楽しんでいます。仕事はコピーライター、プランナー、PR。
都内から房総に移住し、山恋しくて今は丹沢の山並み見える神奈川にUターン。
山と音楽と本があればシアワセ。

メールは下記まで
info.clubnature#gmail.com
(メールの際は#を@に入れ替え)

【好きな山】
甲斐駒ケ岳、秋田駒ヶ岳、水晶岳、北岳、烏帽子岳(乳頭山)、丹沢山

【好きな曲/アーティスト】
・マーラー/ベートーベン
・チャイコフスキー
・ラフマニノフ
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・ジョニー ウィンター/プリンス
・ウラディーミル・アシュケナージ
・アンドラーシュ・シフ
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クラブネイチャーは、山とシンプルキャンプスタイルのためのアウトドアBlog

アウトドアは人間交差点 記憶に残る不思議な人々

090305.jpg

記憶のかけら


パソコンの画像データを整理しているときのこと。上高地の画像をぱっと目にした瞬間に、そのとき出合った不思議な男性の声を思い出してしまった。さて・・・よくよく思い返せば、30年も登山をしていると記憶の引き出しの奥深くには、実に奇妙で不思議な人たちのファイルがごっそりと貯めこまれている、ということに改めて気づいた。

いままでこのブログで寒冷前線通過時に出会った、お隣のビバークな人など、その何人かを記事にしたけれど、まだまだ山ほどある。以下は、そのごく一部。

◆八王子の西にある陣馬山をハイキングしたときのこと。あちこちを歩き回り、和田峠の駐車場に戻ったのは午後遅い時刻だった。すでに茶屋も店じまいの準備をしている。数台の車だけが止まる中、ボクが靴とシャツを替えていると「陣馬山はどこから登るんですか」と中年の男。ボクは道を教えながら「今からですか」と聞いた。それに男は何も答えず「相模湖の方まで行きたいんです」と、入って行こうとする。普通のスニーカーに安物のデイパックの男にボクは「ヘッドランプは持っていますか」と声をかけた。すると立ち止まって、いえ・・・と首を振り遠ざかる。その後、後を追いかけ、その男を制止しようとしたけれど、まるで何かに憑かれでもしたような頑固な態度にあきらめた。ヘッドランプも持たず、午後5時近く秋の山に入って行ったあの男は無事に向こう側に降りられたのだろうか。


◆山仲間と西丹沢の鬼石沢に沢登りに行ったときのこと。沢への入渓地点の手前に一軒家避難小屋がある。ここで身支度を済ませようと丸太橋を渡って近づくと小屋の窓から大量の洗濯物が室内と室外に干されているのが見えた。異様な光景に小屋の中をのぞくと、長髪でひげ面の男がTシャツ一枚で壁に向かって座っている。気持ちが悪いので鬼石沢で身支度し、沢を快適に登り尾根道を下山し小屋前を通過。そのときには扉全てがピタリ閉ざされ物音ひとつしなかった。その数週間後に再び鬼石沢を訪れてみると、一軒家避難小屋に洗濯物が。中には前に見たのと同じ男が何やらブツブツと独り言を言っている。気味が悪いので小屋をパスし、小屋横の山ノ神に手を合わせてから鬼石沢へ。以後、この沢へは入っていない。あの男は何者で、果たして避難小屋で暮らしているのだろうか。今でも謎のまま。


◆奥穂高~西穂高へ雲上散歩するため、北アルプスの山々への入口である涸沢に入ったときのこと。ここまでは登山者に混じって親子連れのハイカーや散策の観光客などもちらほらと見られるのだけれど、あきらかに登山者と思われる単独行の男性がふらふらと近づいてきた。そしておもむろに「登山地図ってあそこで買えばいいんですかね」と聞く。ボクはケチったわけではないのだけれど、奥穂のカフェ以外、山小屋というものを利用したことがないためよくわからなかった。そこで、小屋で聞いてみることを男性にすすめると、彼は「あそこまで上がってもしも売ってなければまた戻らなければならないでしょう」と苛立たしそうに言うと舌打ちした。そして別のテントに向かってボクのもとを立ち去った。礼儀も知らぬこの男性は、もしも売ってなければ登山をあきらめて上高地まで戻るというのだろうか。また地図があれば、どこに登ろうとしていたのだろうか。実に腹立たしい男だった。


奥秩父でのこと。初冠雪そろそろという時期だった。甲武信に登り、そのまま鶏冠(とさか)尾根を下降しているとき、第三岩峰の懸垂下降地点の下で奇妙な若者と行き会った。彼は地下足袋に草鞋履きのうえ藍色の袴(はかま)姿で、空身だった。彼はこちらに一瞥すらせずに、鶏冠谷に裾を伸ばしている支尾根へと入って行ってしまった。衣装を着替えれば、たぶんごく普通の若者のように思えた。武者修行者であるとか天狗であるとか、そんなこともふと思ったけれど、とてもそのようには見えなかった。一般的な登山道とは全く違うバリエーションルートで出会った不思議な若者だった。


◆これは表題の男。初夏の上高地でのこと。涸沢に下山し、上高地の小梨平で一日のんびりと骨休めしていた。午後に温泉ホテルでさっぱりとし、翌朝ゆっくりとテントを起き出して河童橋手前のベンチでまばらな観光客と残雪たっぷりの岳沢方面を交互に眺めつつコーヒーを入れていた。たてたばかりのコーヒーをひとくち、ふたくち飲んでいると、「ああ、ご苦労さん。私だけれど。その件はまったくモーマンタイ!・・・がははは、問題なしだよ君!あ、赤坂はさっき終わって、そろそろお客さんのところだから、これで切るぞ」というような、妙に苦みばしった上高地の空気にまったくそぐわない口調と声。なんだ?と声の方を見るとチェックのシャツに毛糸の帽子の太ったオヤジがザックを背負いタバコを旨そうに吸いながら穂高連峰に目を細めていた。しかし“赤坂”とか“お客さんのところ”とはいったいどうゆうことなのか、真相は未だに不明。


信州の穴場的なキャンプ場でのこと。お盆休みの時期、どこもかしこもキャンプ場は満杯なのに、そこだけはほとんど利用者もなく、ガラガラだった。水場奥の森の中にテントを設営していると、横の藪の向こう側に古びた小さなソロテントが見えた。ひとけはまったく無い。ソロキャンパーなのだろうと、そのときは思ったのだが、夕方になっても静まったまま。なんとなく気になり、夕食のときに藪の向こうを見てみるとテントに明かりが灯っていた。足音も何も聞こえず、戻った気配すらなかったのに、と不思議に思った。そして翌朝。朝食のときに見てみても、テントは閉ざされたままでひと気は無し。そして夜になるといつの間にかテントに明かりが灯っている。結局ここに2泊したけれど、テントの主の姿を見ることはついにできなかった。


このほかにも、山ですれ違ったスーツ姿の男、避難小屋に入ってきた恐ろしい男と一夜を明かした話、稜線に靴下のまま呆然と立ち尽くしていた男、など奇妙と不思議は尽きません。

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テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

                                               
Comment


こんにちは。

こういうの、昔は「ヘンなヒトに出会った」でしたけど、今なら「ヤバそうなヤツに遭遇した」っつームードですよね。

オバケより格段に怖い、という(w
  • 2009/03/05(木) 10:55:34 |
  • ラード|URL
  • [編集]

★ラードさん★


丹沢の避難小屋にやってきた大きな犬連れの男は恐怖でした。
ここは俺がいつも使っている小屋だ、とかなんとか威嚇され睨みつけられ・・・
一晩、生きた心地がしませんでした(^^;;

恐怖の避難小屋です(笑
  • 2009/03/05(木) 11:26:38 |
  • ユウ|URL
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冒頭の相模湖を目指した男性の話を読んで、昔の白骨発見キャンプを思い出しました。
あのときも「今から? その格好で?」って感じだったんですよねー
ガクブル

そいえば涸沢で鶏肉やらホットケーキやらピザを焼いてたワタクシも、端から見れば不思議なヤツだったのかもw
  • 2009/03/05(木) 13:37:27 |
  • いのうえ|URL
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何処にでもいるんですね~変な人、怪しい人、恐い人・・
その中でも・・恐い人とは逢いたくないです~
山にも・・・いるんですね~気をつけます~(恐)
  • 2009/03/05(木) 14:57:17 |
  • チャイ|URL
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★いのうえさん★


あ~~あの記事・・・・こわいですね~!
そんなこと言われちゃうと、あの男性がものすごく気になりだしてきちゃいました(^^;;

涸沢のミニピザ、いつかやりたいと思ってます(笑
  • 2009/03/05(木) 15:29:25 |
  • ユウ|URL
  • [編集]

★チャイさん★


山も人間社会の一部なので、いろいろな人がいます(^^;;

そういえば、避難小屋で殺人事件なんていうニュースもあったような・・・

あと・・・某有名山小屋ですが、そこの小屋番が気に入らない登山者のテントを切る、なんて噂も高校時代に噂されてました(笑 これの真偽は、いまもって不明です。その方は海外遠征でピークのアタックに選抜されず、勝手に山を降りてしまった方だったので、そういう噂が流れたのかもしれませんが・・・

さらには、ザックをちょっとデポしてピークハントして戻ると無くなっていたなんて話も聞きますし。社会の縮図で、いろんな方がいますよね(^^;;
  • 2009/03/05(木) 15:35:19 |
  • ユウ|URL
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いろいろな方がいらっしゃいますね^^。
中でも信州の穴場キャンプのソロキャンパーが気になります・・・実体があったかどうかも心配です。

僕はまだ、嫌な感じの方としかお会いしてません(笑)

  • 2009/03/05(木) 22:32:25 |
  • 横道|URL
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★横道さん★


嫌な感じの人もときたまいますよね。

山などで、挨拶をしてもまったくの無視をきめこむ人とか・・・
あとは、富士山近くの山で、クライミングルートと登山道が交錯する場所で、リーダーらしい年配のハイカーが「あれれ、あれは11ミリじゃないねえ、危ないなぁ」などと物知り顔で寄ってきて「これ何ミリさ?」と確保中のダブル用の9ミリザイルを摘まれていじられたり・・・あまりにも失礼な態度だったので、このときばかりは「さわるな」と言っちゃいました(笑
  • 2009/03/06(金) 08:49:00 |
  • ユウ|URL
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