fc2ブログ
CALENDAR
05月 « 2023年06月 » 07月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
PROFILE
Zetterlund
Author: Zetterlund
クラブネイチャー管理人です。犬を連れ、キャンプを愉しみながら、ハイキングやクライミング、沢登りを楽しんでいます。仕事はコピーライター、プランナー、PR。
都内から房総に移住し、4年後に山恋しくて今は丹沢の山並み見える神奈川にUターン。
山と音楽と本があればシアワセ。

メールは下記まで
info.clubnature#gmail.com
(メールの際は#を@に入れ替え)

【好きな山】
甲斐駒ケ岳、秋田駒ヶ岳、水晶岳、北岳、烏帽子岳(乳頭山)、丹沢山

【好きな曲/アーティスト】
・マーラー/ベートーベン
・チャイコフスキー
・ラフマニノフ
・アンネ ゾフィー・ムター
・松田聖子
・ジョニー ウィンター/プリンス
・ウラディーミル・アシュケナージ
・アンドラーシュ・シフ
・フジコ ヘミング
・バレンボイム


このサイトはリンクフリーです。
記事、写真などコンテンツを引用する際は、出典元として当Blogのクレジット表記をよろしくお願いします。
・相互リンクはしていません

・The Anglican Communion(N.S.K.K)
◆穴場キャンプ場一覧◆
◆キャンプ場Best 7◆
◆お気に入り記事リンク◆
タグリスト TOP20
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
クラブネイチャーは、山とシンプルキャンプスタイルのためのアウトドアBlog

裏磐梯イエローフォールのスノーハイク補完記事

090222_5.jpg


さて、これは前回の記事ではご紹介できなかったイエローフォールの真下からの写真。

これを前回のせたかったのだけれど、デジカメのバッテリーが不能になってしまい、代わりにフィルムカメラを使用したためのタイムラグ。なんだかんだ言って、フィルムはスローの代名詞ではあるけれど・・・面倒だと思ってしまった。

前回の記事の後、知人などからルートを聞かれたため、あわせてその情報も補完。

bandai_map.jpgルートは国土地理院の地形図に、行きは“”で、帰りは“”で線を引いてみた。ただしこれは相当にアバウトなもので、夏山と違って道などないし、その時の積雪状況によってルートを判断する必要があるので、これはあくまでも目安ということで・・・

ここ数日間、スノーハイクあるいはスノートレッキングに最適なルートを仕事の合間に思い耽って楽しんでいた。雪山ほど体力も装備も必要とせずに、登山経験がそれほどなくても子供連れで雪山気分が楽しめる・・・たとえば、このイエローフォールのような場所。で、そんな場所のベスト10なるものを自分なりに作ってみたので、後日記事にしたいと思う。

イエローフォールに行くもっとも最短ルートは裏磐梯スキー場の西側(場内右側)の2つのリフトを乗り継ぎ、リフトTOPから歩き出すルートだろう。リフトを乗り継いでリフトTOPで降りたらスノーシューを装着するなど身支度を整える。

090222_1.jpgルートは夏道同様に右側の森林の中へ向かう。週末であればたぶん複数の踏跡が森の中へ向かっているので迷う事はないだろう。踏跡は夏道に忠実についているけれど、冬だからこそ白銀の森の中を自由にルートをとって楽しむことができる。しかし太い樹木の幹周囲は雪がシュルンドのように空洞になっていて、近寄ると踏み抜いて落ち込んでしまうことがあるので注意。


090222_2.jpg森の中のアップダウンを楽しみながら南に向かって歩いていると、勾配がきつくなり上に立つと、そこは銅沼(あかぬま)を見下ろす小ピークだ。夏に立つと背丈ほどもある沼の表示が、積雪によって足元にある。眼下は一面の雪原。表示がなければピークの下に銅沼があるなんて気付かない。

ここを一気に下る頃には、雪も深くなり、スノーシューを装着ないとボコボコと腰まで踏み抜いてしまい歩きにくい。下はピーク下のその雪原。雪の中から木立のてっぺんだけが見えている。斜面から立ち上っているのが火山ならではの蒸気だ。

090222_6.jpg


沼の上あたりでストックを雪原深く突き刺すと、赤く染まった雪が見られる。前回の記事にあったポートレートは、この銅沼で撮影したものだ。磐梯山方面を見ると、どことなく日本離れしたダイナミックな景観が存分に楽しめる。それが今から向かう先なんだと思うだけで、胸の高鳴りを押さえることができない。なんたって、この景色の中に伸びている雪原の中に入っていこうとしているんだから。

090222_3.jpgさて、右手のいたるところから吹き上がる噴煙を眺めながら雪原を行くと、勾配が徐々に急になり、夏であれば岩の間を登る岩石ルートにさしかかる。気持ちよく息をきらしながら高度をあげ、そこで今来たほうを振り向くと、こんな景色がドンと目に飛び込んでくる。山波はるか眼下には凍結して白く光る桧原湖が見える。夏のカヌーキャンプでよく行く湖だ。

090222_4.jpgそしてこちらが同じ場所から眺めた、これから向かうイエローフォール方面の景色。
ここまでくればあと一息。自由にルートを選んで、真正面の稜線の中腹に見える黄色っぽい色を目印に歩けば、そこの右下に存在するのが一番上の画像“イエローフォール”だ。

ボクは前日、このイエローフォール下で山仲間とテント泊して磐梯山を楽しんだ。以前ここで幕営してアイスクライミングをしたことがあったけれど、今年は残念ながら氷瀑がまったく育っていなかった。

さて、リフトTOPから人によって差があるけれど、氷瀑までのんびり散歩感覚で歩いて60分程度。気持ちのいい雪上ハイキングだ。ここでマットでも敷いて、ストーブでお湯をわかして雄大な山々と黄色い氷瀑を眺めてアウトドアカフェを楽しもう。もしもスノースコップを用意してゆけば、雪面を掘りごたつのように掘ってイスとテーブルを作れる。その最高のオープンテラスカフェでカフェめしと洒落込んでもいいかもしれない。

復路は、来たルートを辿り、リフトTOPまでもどり、そこからリフトで降りるのが最も早いけれど、どうせならスキー場横の森の中を自由気ままにルートをとって下まで歩くのが楽しい。来たルートでリフトTOPまで戻ったら、そこから右側の森を越え、その向こうの森に入ってそこを下まで下る。森には雪も急斜面も十分にあるから、お尻で滑り降りる“シリセード”が楽しめる。

時間と余裕があれば、地形図にある青いルートも面白い。ここはほとんど踏まれていないので、ルートハンティングしながら、雪上のハイキングが楽しめる。もしもルートに迷っても、自分の踏跡をたどれば戻れるのが雪上のいいところ。悪天の際には、来た道を戻るのが安全です(^^

【参考タイム】
・リフトTOP ⇒イエローフォール(赤) のんびり歩いて約60分
・イエローフォール⇒リフト下(青) 約120分

◆関連リンク
幻の氷壁 磐梯山・イエローフォールでカップヌードルランチ
地図はコチラ

にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村


最新のスノーハイクギアは、こちらへ


関連記事

テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

                                               
Comment

感謝です


わかりやすいです どうも 感謝、感謝!
今週末、ショートスキーを持っていってこようと思います。どうですかね まだ見れますかね。下りはゲレンデを滑り降りたいですね、フフフ
  • 2009/02/22(日) 22:48:00 |
  • fumi|URL
  • [編集]


おぉぉ!
ヤパリさすがはベルビア。
精細感が全然ちがいますね!
ともあれスキャニング、おつかれさまでしたw
  • 2009/02/23(月) 01:40:59 |
  • いのうえ|URL
  • [編集]

★fumiさん★


これでいでしょうか?
マップは いまひとつ正確な位置関係、トレースが表記できていないと思いますので、あくまでも参考程度にしておいたほうがいいかと思います。
行かれる際には、地形図か5万図の登山地図を持ったほうがいいです。
ぜひ、気持ちのいい裏磐梯を!
五色沼とか桧原湖周辺のトレッキングも最高ですよ♪
  • 2009/02/23(月) 08:43:30 |
  • ユウ|URL
  • [編集]

★いのうえさん★


ボクの10数年前のコンデジと較べると・・・シロートながら差があるので驚きです(^^;;

もっとテクニックを身につけて、いのうえさんの足元に近づきたいなぁ、なんて思ってます。でもリバーサルは、デジタル利用するには、ものすごく面倒ですね・・・金額も高いし・・・

ということで、パナソニックのLX3かリコーのGX200のどちらかを視野に入れて、完全に脱フィルムしようと思ってます♪

携帯性に優れたコンデジで、画素数もそんなに多くなく、広角でF2.0を最低基準とした明るいレンズ、というのが選択基準でした(^^;;; どうでしょうかね??
  • 2009/02/23(月) 08:50:06 |
  • ユウ|URL
  • [編集]


いやいや、ワタクシなんぞたいしたモンじゃございません。
なにより写真ってのは楽しんで撮るのがイチバンですタイw

それはそうと、パナのカメラについてはわかりませんが、GX200は高感度&低照度がダメダメですね。あと、オートフォーカスが少々遅いです。
充分な光があるとかなり楽しめるカメラなんですが、普通のコンデジのようにサクサク撮ることを考えるとストレスあるかもです。
が、逆に、1眼レフのような「使う楽しみ」のある良いカメラですよー

ワタクシのブログ、ここ最近の記事はほぼGX200で撮っております。
  • 2009/02/23(月) 11:13:14 |
  • いのうえ|URL
  • [編集]

★いのうえさん★


現在、金欠なので、夏までにはなんとかしようと思ってます(^^;;
GX200、ご教授感謝です♪

そういえば・・あと一月ちょっとで”放置記念日”の4月9日ですね!
楽しみです♪
  • 2009/02/23(月) 11:39:08 |
  • ユウ|URL
  • [編集]


分かりやすいですね。
でもスノーシューを持っていないので、来シーズン辺りには購入して行ってみたいと思います(^^ゞ
スノーハイクベスト10も楽しみにしております^^。
  • 2009/02/23(月) 22:06:39 |
  • 横道|URL
  • [編集]

★横道さん★


> スノーハイクベスト10も楽しみにしております^^

写真がないので、どうしようかな・・・と思ってます。
山で撮影始めたのはブログがきkっかけで、それ以前は、ほとんど・・・まったく写真がありません。

しかし、素晴らしいルートはたくさんあるので、テキストで情景模写しつつがんばることにします(笑
  • 2009/02/24(火) 09:07:06 |
  • ユウ|URL
  • [編集]

やっぱりポジフィルムは


キレーでするねー!! やーっぱりポジフィルムは違いまする(^.^) こーんなところをヒトリ静かにあるけたら最高でする!
  • 2009/02/25(水) 10:06:18 |
  • たるたる|URL
  • [編集]

★たるたる さん★


でもリバーサルって難しいですね・・・露出など設定ミスでひどいのも多くて・・・うまく撮影できると最高なんですけれど(^^;; 
これからは、どうしようかと思っています。
デジカメが簡単だし、デジタイズにお金をかける必要もないので。やっぱり現像レスで明るい写真がとれる広角&明るいレンズ系のデジカメにします♪
  • 2009/02/25(水) 12:31:02 |
  • ユウ|URL
  • [編集]
Comment

管理者にだけ表示を許可する
現在の閲覧者数
カウンター(2008.9.26~)
タイアップバナー
どんぐりProject
「ドングリとアウトドア」記事でアピールした“どんぐりプロジェクト”に協賛いただける会社です。今後、少しずつでも活動を推進してゆきたいです。参加企業・団体、継続募集中!

Green Plus

検索フォーム
これがオススメ!

Esbit(エスビット) 585mlクックセット

ずいぶん昔、同じようなコンセプトの「メタクッカー」というものがありましたが、それと同様のもの。四角いエスビットポケットストーブより若干便利に楽しく使えます。これとは別に携帯の風防を持参すると効率よく湯沸しできると思います。とにかくハイキングやソロ山行をより楽しくしてくれる道具です。


Lixada バーベキューコンロ・焚火台 焚き火台 折りたたみ式 軽量
どこにでも持ち運べる、超お手軽な焚き火台がこれ。調理もできるしBBQにも使える。折りたためばサブザックにポンと放り込めます。もちろんキャンプの際のサブ焚き火台に最適です。


折りたたみ式ファイアースタンド 焚火台 簡単組立 交換用メッシュシート+1枚付
ボクも愛用しています!めちゃちゃ安いうえに、驚くほど軽くコンパクトに収納できるのでオートキャンプはもちろん、ザックのサイドにくくってトレッキングキャンプにも重宝します。メッシュなので燃焼効率も抜群でよく燃えます。キャンプでのメイン焚き火台としても十分です!おすすめです。


ファイントラック(finetrack) フラッドラッシュスキンメッシュT MEN'S FUM0402

昨年この存在を知って愛用。素肌感覚のベースレイヤーで、汗を放出し濡れ戻りなし、という画期的ウェア。これの上にインナー、あるいはアウターとしてのミッドレイヤーを着ます。冬の登山で濡れによる冷えを防止できるほか、夏場でも多発する低体温症などのリスクを軽減し、非常に快適な登山や沢登りを実現。このドライな快適さは一度体験したら手放せなくなるはず。おすすめ!
おすすめストーブ「プチかまど」
◆プチかまど◆
『GARAGE PICKUPCAMPER』誕生!! ClubNatureでも愛用しています。

プチかまどサイトへ
リンク
チームマイナス6%
ClubNatureはチームマイナス6%に参加しています

ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
サイトマップ
blogranking.net
RSSリンクの表示