
(那須岳とは茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の総称です)この10月の時期に那須高原に行ったら、やはり
那須岳は登っておきたいところ。午前中に休暇村周辺の山野を散策した日の午後。ランチの腹ごなしに、ちょっと那須岳にハイキングに出かけた。登りは足で、下りは文明の利器ロープウェイ。
茶臼岳は1950年代に噴火し今なおお椀を伏せたような山肌のいたるところから噴煙をもくもくと噴き上げている。休暇村からであれば、車など使用しなくてもラクラク登って帰ってこられる。
休暇村から森の中のショートカットを使用すればロープウェイの山麓駅まで徒歩でおよそ30分の登り。さらに、ここから峰の茶屋跡まで快適に登って40分。茶屋跡付近は風の道で、想像を絶する突風が吹き、飛ばされ死亡した登山者もあるほど。この茶屋跡から山頂まで30分かからず、手軽で気持ちのいいハイキングが楽しめる・・・
ここを車で行こうとしたら、ロープウェイ山麓駅まで
何時間もかかってしまうだろう。たぶん徒歩で山頂を往復してもまだ車中にいる、という可能性も高い。

山頂の祠に詣でる登山者の姿が絶えず、彼らは両手を合わせて真剣に祈りを捧げている。願い事の中身が個人的な現世利益ばかりでなければいいのだけれど・・・

山頂付近は黒々した岩塊が積み重なり、ところどころから噴煙がもうもうと吹き上がる。そばに近寄ると・・・温かい!
やっぱり噴煙だ。この中はマグマが煮立っているのだろうか。その噴煙の付近には硫黄の真っ白い結晶が陽射しを受けてキラキラと光っている。
この山は生きている。

山頂では、遅めの昼食を楽しんだり、お茶を飲んで昼寝したり。また、絵を描いたり、三脚で撮影をする人の姿など、実に様々に茶臼岳を楽しんでいる。僕も山頂の火口のふちからのパノラマをしばし楽しんだ後、ロープウェイ駅方面に下山。
ちょうど朝日岳の崩落箇所が見える場所でお茶をすることにした。この朝日岳の別名は"ニセ穂高"。岩稜のダイナミックな山容が穂高に似ていることからそう呼ばれるようになったらしい。

ココアをいれるために、
トランギアのストーブとゴトク、そして
ユニフレームの風防を組み合わせて湯を沸かした。僕は、この三つの組み合わせが、非常に気にいっている。
三種の神器だ(^^;;ストームクッカーという手段もあるけれど、身軽に行動する際には、風防兼用ゴトクにさらに小型風防をセットすれば非常に効率よく湯が沸かせる。ストームクッカーは
冬季に想像以上に役に立つ。
そして、
ニセ穂高に乾杯!!下山したら、やっぱり
秘湯・北温泉ですよね。これは僕の定番コースです。
■参考コースタイム
休暇村=(30分)⇒駐車場=(40分)⇒峰の茶屋跡=(25分)⇒茶臼岳・山頂=(20分)⇒山頂駅(ロープウェイ)地図はこちら■関連記事リンク
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and~~まじっすか!!
僕も12日に茶臼岳に登ってきました
駐車場が混んでいたので休暇村辺りに車を停め
ロープエイで上がり、山頂までの往復
山頂ではjetboilの大きい方のpotで塩ラーメン×2を
作るも息子とその友人がぺろりとたいらげ
大人は残り物のスープのみでしたが天気もよく
最高のハイキングでした