
とにかく那須岳のふもとの有料道路付近には、ハイキングにうってつけの見事なポイントがたくさんあります。
水筒、バーナー、コッヘル、シート、行動食・・・ハイキングに必要なアイテムを、休暇村のキャンプ場でザックにパッキングします。
今回は奥さんも同行しますから、水、食料を2名分持ちます。

目の前の広葉樹の森の中は非常に
美しい渓谷になっていて、変化に富んだ地形の中を、ブナの森の上にのぞいた
赤く色づいた那須岳を遠望しながら散策することができるんです。
今回は奥さんもいっしょなので、苦手なセルフ撮影の必要もなく、ブナの森を気持ちよさそうに歩いている姿もパシャ!!
実は今まで登山には軽量化のためにカメラは持参しなかったため、登山中の自分の写真はほとんどありません。同じくハイキングも、ブログを始めるまではカメラ無し。
アウトドアで多少なりとも撮影するようになったのは、ひとえにブログのおかげです。が、それでも撮影はあまりしませんが・・・(^^;;

しかし・・・
自分が写っている画像って、いいものですね~♪右の写真はつり橋です。那須岳を背景に、紅葉する那須高原の渓谷にかかるつり橋を渡る気持ちよさ。ここから撮影するから渡ってらっしゃい、と言ってくれた奥さんに感謝です。
こんなに気持ちのいい森が広がっているのに、ハイキングしている人に出会ったのは一度だけ。ザックを背にトレッキングシューズという出で立ちをしたご年配のご夫婦が、仲むつまじく寄り添うように渓流の音を楽しみながら紅葉のトンネルを見上げ、楽しそうに歩いていました。
那須高原を心底楽しむには、車ではなく
二本の足を使わねばなりません。
ハイキング路は、ときおり有料道路を横切るのですが、舗装路の上には
車の渋滞の列がまったく動かず延々と伸びています。中では不機嫌そうに、怖い顔をしたお父さんが外を睨んだまま・・・周囲はこんなに紅葉が美しいのだから、エアコンを切って窓を全開にして紅葉を眺めながら深呼吸でもすれば、お隣の奥さんと会話も弾むのに、なんてことをふと思ってしまいました。
さて、調子に乗ってあちこち好き勝手に踏み跡を歩き回っていると、渓谷に下りる途中で踏み跡が消えてしまい、目の前に現れたのは導水管の鉄橋。戻るのもひじょうにシャクなので渡ることにしました。下さえ見なければ、なんのことはない鉄橋なので、僕は先に渡り、鉄橋の中ほどでデジカメを構えて待機。

岩登りにチャレンジさせたときは、岸壁の半ばで「
怖いからもうやだ!降りる!」とワガママを言って、ものすごく大変な思いをさせられましたが、この橋ならだいじょうぶ。
彼女は立って渡れず、結局、叫び声を発しつつ這うようにしてじりじりと対岸へ渡りきりました。
こういうちょっとした思いがけないハプニングが楽しめるのもまた散策の素晴らしさです♪
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