カラビナといえばクライミングを連想しますが、実はバックパッキングの際にも重宝します。岩登りの際にはロープをクリップするのに使われて、かなりの個数が必要です。で何十枚も大量に仕入れて、クライミングテープで二個のカラビナを連結する通称ヌンチャクなるものを作りますが20個作るのにカラビナ40個・・・1個が2000円としたら8万円です。けっこう懐にこたえます。田舎暮らしの貧格などと言っている貧乏な今だったら、完全に作れません。
これは高校時代に愛用していた
KONG BONAITI(コング・ボナイティ)という
イタリアのクライミングメーカーのカラビナです。通称、コングのビナ、というやつです(^^;; このオーソドックスなD型・・・ウツクシーです

もちろんほかにもPETZL、DMMはじめSIMOND、スペインのFADERSなど様々なメーカーがありますが、高校時代のボクにとってピカイチのお洒落度ナンバーワンだったのはイタリアのコング。鮮やかなオレンジ色が、オレンジ&イエロー大好きだったボクノの心を完全クリーンヒットです。しかし、大量に手に入れたコングのカラビナでしたが、岩場で使うたびにオレンジの色がハゲハゲ・・・あれ~!!です(笑)
そのオレンジ色のニクイ奴も、時とともに一枚減り二枚減り・・・いつしかこの一枚に。現在は
ショイナードの魂を受け継いだ、ブラックダイヤモンド社とDMM社のカラビナばかり。まあアルミの劣化を考えればこれでよかったのでしょう。

で、このカラビナのクライミング以外での用途がこれ。バックパッキング時のザックの
ショルダーストラップのループにぶら下げます。これすると、どーなるのよ? なのですが、すでに実践しておられる方も数多いと思いますが、このカラビナをつかんでぐいと引くようにして歩くとものすごく
ラクチンです。ショルダーストラップの前を結合させる機能がありますが、あれよりも格段にラク~です。
これはテープでもなんでもいいのですが、やはりカラビナを使用すると気分が出ます。ザック重量が20キロ越えると快適さは段違いにわかります。画像は、沢を黒部の源流まで遡り雲ノ平泊の後、黒部五郎でのひとコマ。クリックで拡大すると・・・背後に
槍ヶ岳が見えてます。ザックの横にあるのは沢靴です。乾かず、ぐしょぐしょだったので、カッコワルイですがザックの横に縛って歩いてました。このときは縦走と沢登りが長期にわたったうえ、クライミングの装備もあったのでザック重量は30キロを越えていたと思います。でも、キングなコングのカラビナではありませんでしたが、ショルダーカラビナで結構ラクをさせていただきました♪
ぜひ、ザックが重くなっちゃった~というハイキングの際には、ご活用くださいませ。
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