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Zetterlund
Author: Zetterlund
クラブネイチャー管理人です。犬を連れ、キャンプを愉しみながら、ハイキングやクライミング、沢登りを楽しんでいます。仕事はコピーライター、プランナー、PR。
都内から房総に移住し、4年後に山恋しくて今は丹沢の山並み見える神奈川にUターン。
山と音楽と本があればシアワセ。

メールは下記まで
info.clubnature#gmail.com
(メールの際は#を@に入れ替え)

【好きな山】
甲斐駒ケ岳、秋田駒ヶ岳、水晶岳、北岳、烏帽子岳(乳頭山)、丹沢山

【好きな曲/アーティスト】
・マーラー/ベートーベン
・チャイコフスキー
・ラフマニノフ
・アンネ ゾフィー・ムター
・松田聖子
・ジョニー ウィンター/プリンス
・ウラディーミル・アシュケナージ
・アンドラーシュ・シフ
・フジコ ヘミング
・バレンボイム


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クラブネイチャーは、山とシンプルキャンプスタイルのためのアウトドアBlog

日本での最初のキャンプ

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何事にも最初というものがある。

登山であれば信仰登山が行われ、かの剣岳は弘法大師も登頂を断念し、その後陸軍参謀による計測登山が記録上の初登。ところで信仰登山で良く目にする人物といえば槍ヶ岳開山で知られる播隆上人。弘法大師の頃より1000年近くも後のこととなる。

いにしえの登山というのは修験と密接に結びついてくる。神は春になると山より里へ降り立ち、多くの実りをもたらし、秋になると再び山へと還ってゆく。修験という存在はこれに相似た存在だ。

いや、相似たというよりも同等だったかもしれない。

修験(役行者)は山の神と化し、異界である山中で験を修め、山神と共に里に降り立ち実りをもたらし、そして秋になると再び山に姿を隠す存在だった。役行者はつまり山の神そのものだったのかもしれない。

修験・役行者には密教色が色濃く配合されており、密教と言えば弘法大師(空海)となる。かの大陸で空海の師となった者のひとりが原始キリスト教である景教の僧だったと伝わっている。永遠の命獲得を標榜する景教(原始キリスト教)に伝わる錬金術や聖書のエッセンスがこうして空海に伝わり、永遠の命を獲得する知識が金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅に二分され、さながら音楽で言えば演奏技法と楽典という両輪を成すがごとくに今に至っている。
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積雪時の富士登山とスマホ首病

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突風の合間にガチガチに凍った斜面でポーズ


先日、紀伊国屋の新書コーナーを眺めていたら、とてもショッキングな言葉に目が釘づけになった。それが今回の記事タイトルの「スマホ首病が日本を滅ぼす!」。ワニブックスの新書だった。

じつは興味を持ったのには訳があった。

2016年の年末、積雪時の富士に登った際のこと。登山記録用に常に持参しているスマホをちょこちょことのぞき込むのだが、あいにくの快晴に加え積雪の独立峰だから四方八方から痛いほどの日差しが襲いかかるので、スマホ画面がまったく見えない。

思いっきりうつむいて、手で囲ってみるものの、画面を判別するのは至難の業。そんなことを繰り返しているとき“グキッ・・・”と首に痛みが走った・・・

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黒部源流 赤木沢 北アで一番美しい渓

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埋蔵金伝説のある富山県・有峰湖の東に位置する折立登山口からおよそ4時間。
ブナの森の中の九十九折れの急登に汗を滴らせながら至ったのは、雄大な北ノ俣岳など黒部源流の山々を背景にした赤い屋根の太郎平小屋だった。

ここから薬師岳の裾野にある薬師峠のテント場にテントはじめ、マット、シュラフ、コッヘル、ストーブ、酒、食料、着替えなどをデポ。ザックにはロープ、アルパインクイックドロー、ハンマーなどのギア類と靴、最小限の着替え・靴下、水、行動食、など8キロほど。その軽くなったザックを背に太郎平小屋から黒部の源流に向けて薬師沢に沿って登山道を下りはじめた。

余談だけれど、現在極限までのUL化は図っていないので、今後長期ハイクなどの際には積極的にUL化して、身軽になった装備で野山を歩き回りたいと思っている。通常は訓練のつもりで通常装備を使用。
※ULAのザック、CDTは海外通販済ですけれど(笑
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月山・弓張平オートキャンプ場 【1200年前の古道が通るキャンプ場】

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弓張平オートキャンプ場は月山山麓の標高634mの高原にある。その高原は月山の裾野にあたり、月山湖と五色沼のちょうど中間に位置する。

今回の目的は月山だった。かれこれ20年ほど前に見た映画「月山」に感銘を受け、その後原作の森敦著の月山を読み、月山への憧れをずっと抱いていた。そして月山に登るときは、近くのキャンプ場で一泊しようとなんとなく目星を付けていたのが「月山・弓張平オートキャンプ場」だった。

ここで過ごしたのは、2015年の8月お盆翌週の平日。目的は登山だったため、キャンプ場についての事前情報は住所とペットOKということのみ。登山を終えた午後3時頃、「時期的に子供たちはまだ夏休みだから、けっこうキャンパーはいるだろうな」と思いながら向かってみると、驚くほど広々自然豊かなキャンプ場の利用者は、なんとゼロ。山梨の道志エリアでは考えられないような完全独占状態だった・・・
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おでん、熱燗、キャンプの焚き火

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冬の道志の森キャンプ場にて桜の薪で焚き火

特に木枯らし吹く冬。夕方、コートの襟を立てて、背中をまるめて足早に雑踏を歩く人たちを見ていると、おでんと熱燗が恋しくてたまらなくなってしまう。

月が煌々と輝き、北風が冷たい夜。ひとり心寂しさを持て余すような時、街の人工的なLEDの冷たい光の中に、場末の赤ちょうちんがなんと暖かく見えることか。
電球の光は、聞くところによると、高から低までとても広い波長をまんべんなく持っているのだという。それがあの暖かさにつながっているのだろう。それは、デジタルに較べて、はるかに豊かな音を楽しませてくれるレコードの柔らかな音に通じる。

アナログはデジタルに較べて、膨大な連続した情報を持っている。かつて「アナログチック」という言葉が、何かを馬鹿にするときに使われていた。しかし今、アナログこそが最先端なんじゃないのか、と思えてくる。いや、そうに違いない。

“出来たようだと心で察し、尻に手をやる、燗徳利”

これなんだな。赤ちょうちんに吸い込まれ、カウンターの端に座る色っぽい姉さんと一瞬でも視線を交わせたなら、もうそれだけでむせび泣けるってもんだ・・・

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丹沢・マスキ嵐沢 ナメとスラブが美しい癒し沢

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楽しそうに次々と小滝を登るハリー氏


【丹沢・大滝沢マスキ嵐沢遡行~権現山からの左岸尾根下降】

この世には、デート沢なる呼称を持つ沢がある。そのひとつが、丹沢のマスキ嵐沢だ。丹沢の沢とひとくちに言っても、じつは東と西とではずいぶんと性質を異にする。

マスキ嵐沢が清流を迸らせるのは、西丹沢。東丹沢が石灰岩系だとすれば、西丹沢のマスキ嵐沢は花崗岩と石英閃緑岩の沢。白いスラブやナメの上を滑るように流れる清流の美しさは格別だ。

実は、この付近だと、ずいぶん前に別の山岳会に所属する友人と隣の鬼石沢を登ったのみ。マスキ嵐沢は今回はじめての沢だった。登ってみて思ったのは、もっと早く来ていればよかった、ということ。高校時代から知ってはいたのに、これまでまったく興味がわかなかった。実に「ちっくしょ~」な気持ちだった。

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丹沢・小川谷廊下 白い岩に碧い水の美渓

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やっぱり夏は沢登りにつきる。
うだるような夏の一日、白いゴルジュにキラキラ飛沫をあげる碧い水と、戯れ遊ぶ。
あ~、なんて贅沢なんだろう。

梅雨が明けて2週間目。前の記事の繰り返しになってしまうけれど、山用語で梅雨明け後の2週間は天気が安定することから「梅雨明け十日」と呼ぶ。このときの週末は天気の安定期間最後の土・日だった。

黒部の源流を稜線まで詰めあがり、三俣の山小屋で一夜を過ごせたなら、きっと幸せだろうな・・・なんてことを想像するものの、自由になるのは土曜日のみ。夏の山の香りがぷんぷんするマーラーの5番を聴きながら、あれこれ考えた結果、決めたのは西丹沢の玄倉川・小川谷廊下。

石灰岩が多い丹沢にあって、白い花崗岩のゴルジュに碧き清流が流れる丹沢一の美渓。唯一懸念されることは、あまりにも美しすぎるために多くの登山者が入渓する、ということただひとつ・・・

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笛吹川・東沢本流ホラの貝ゴルジュ

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まるで胎内のようだ。

巨大なホールのように、幾重にもドレープした、滑らかな岩肌が周囲を囲む。その女体を思わせる、エロチックな曲線を霊性を帯びたような青い水が流れる。滝壺は白く泡立ち、轟々と流れゆく。その真っ只中に立ち尽くしていると、気が遠くなり、当初感じた威圧感など消えてしまい、たゆたうような心地よさに包まれる。

ここは、まさに胎内そのものだ、とそのとき感じた

梅雨が明け、二週間ほどは天候が安定することを、山用語で「梅雨明け十日」と言う。まさに週半ばに梅雨明けした週末のこと。思いっきり水と戯れたくて、奥秩父は西沢渓谷の東沢にでかけた。

東沢は下からしっかりと沢筋をたどれば、足も着かない深さ数メートルの釜を持つ滝がいくつもかかる。そのフィナーレにあるのが、碧き清流が流れ渦を巻く、まるで石でできたカテドラル、大聖堂のようなホラの貝ゴルジュだった・・・
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山の怪談 | 青いヤッケの男

怪談倶楽部 第十九話


回顧するほど古い時代の話ではない。メーカー系の広告代理店に勤務していた時代の出来事だ。

汗がジュッと音を立てて蒸発しそうな毎日が続いていた。暑気なんて言いざまは過去のことで、今となっては熱気、いやいやそんな生易しいものじゃない。灼熱の地獄といってもいいとさえ思えてしまうほどの下界の夏だった。

だから、お盆をはさんだ夏季休暇に計画していた登山は、ボクにとってパラダイス以外のなにものでもなかった。まだ一週間前だというのに、パッキングを済ませ、山のご馳走を想像しながら食糧計画を楽しんでいた。

この時の登山計画はベースキャンプ型。山から山へとハイキングしてテント場を変えるのではなく、一ヶ所に留まり、そこをベースキャンプにして、のんびりと滞在と周囲の登山を気ままに楽しもうという計画だった・・・


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夏は沢登りで僕らはトムソーヤになる

<広告対策により再投稿>

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画像は山仲間 撮影ユウ


「あなたは、最近“冒険”をしていますか」
そんな質問をされたら頭を捻ってしまうだろう。それは、きっと、僕らが大人になってしまったからなのかもしれない。

思い起こせば少年時代。手足に生傷を作りながら藪に飛び込み、ドブ川横の野原を探検し、それでも飽きたらずに小さな庭の木の茂みの影や、あるいは家の中の納戸だって。想像力たくましいわんぱく少年にとっては、なんでもかんでも“冒険”の対象になったし、未知の体験との遭遇がそこにはあった。

“冒険”という言葉にワクワクしてしまう大人はきっと多いに違いない。今の子供たちのことは知らないけれど、ちょうど僕らの世代であればマーク・トウェインの「トムソーヤの冒険」とか映画の「スタンド・バイ・ミー」などを知っているのではないだろうか。で、もちろんBGMは“When the night has come. And the land is dark~~~”で始まるベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー 」です。
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